コーヒーが日本に届くまで
栽培~播種・生育~開花~結実
コーヒーはコーヒーの木からはじまります。コーヒーの木は、種を播き発芽し、環境に応じて水や肥料を与えながら大切に育てます。 植えてから3年ほどで、ジャスミンに似た香りのする白い花を咲かせます。開花後6~9ヶ月後に実をむすびます。 コーヒーの実は、未成熟な段階では、緑色で、成熟とともに大きくなり赤く色づきます。果実は色形がさくらんぼに似ている事から、コーヒーチェリーと呼ばれます。
収穫
地球の大地がはぐくんだコーヒーは、丁寧に コーヒーの木から摘まれ収穫されます。 摘まれた後、コーヒーチェリーは種以外の部分を除く、精選処理を行い、コーヒーの種、つまりコーヒー生豆に仕上げられます。
コーヒーチェリーの構造
コーヒーチェリーは通常2個の種(コーヒー豆)がはいっていて、内側から、薄い皮(銀皮、シルバースキン)と硬い皮(内果皮、パーチメント)に包まれて、さらに果肉と外皮に覆われています。
精選
精選には大きく分けて非水洗式・水洗式があります。

非水洗式(dry process)
コーヒーチェリーをそのまま乾燥して、ドライチェリーにし、果肉とパーチメント(内果皮)を1度に脱殻する方法です。 ブラジル・ヴェトナム・エチオピア・インドネシアで行われる伝統的な方法で、 この方法で処理したコーヒーをナチュラルコーヒーまたは、アンウォッシュドコーヒーといいます。

水洗式(wet process)
コーヒーチェリーをパルパーにかけて果肉除去処理し、醗酵槽または機械で豆の表面に残ったミューシレージを取り除きます。 さらに、水洗、乾燥した後に脱殻する方法です。乾燥後のコーヒーはパーチメントコーヒーと呼ばれます。

乾燥工程が済むとサイロや倉庫で保管します。出荷時期が近づくと、脱殻機で果肉やパーチメントを除去し、コーヒー生豆を取り出します。 脱殻後、生豆に混ざった異物の除去や選別を行います。風力選別・スクリーン選別・比重選別・ハンドピックなどを行い選り分けます。
格付け
精選された生豆は、産地ごとの独自のグレーディングにより格付けされます。 格付けの方法は栽培地の標高・コーヒー生豆の大きさ(スクリーンサイズ)・欠点数とこれらを複合した方法に別けられます。 更に、実際に味をみる官能検査(カップテスト)も重要なファクターとなります。
輸出 プレシップメント(船積み前確認)・サンプル
数々の検査を受けた生豆は麻袋に詰めた後、港まで運ばれ船で生産国から世界へ輸出され、日本に輸入されます。 船に積む前に、空輸でサンプルが届き、アートコーヒー本社でカップテストが行われ、合格したサンプルが船積みされ輸出されます。

コーヒーが工場に届くまで
港に着いたコーヒー豆は、麻袋から少量ずつ抜き取られ、アクチャル(現物)・サンプルとして本社で、 アートコーヒーの品質基準に相応しいかのカップテストと生豆検査を行います。合格したアートコーヒー豆だけが工場に輸送されます。
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