コーヒーの歴史
コーヒーの発見伝説は数説ありますが、有名なものは、カルディ伝説とオマール伝説で、秘薬として登場しています。
カルディ伝説
5世紀?のエチオピア。羊飼いの少年カルディは、羊が赤い実を食べて元気に飛び跳ねているのをみた後、
元気になる赤い実の話を修道士に話しました。カルディの話を聞いて修道士は、夜の長い祈りの際の眠気覚ましとして使用しました。
睡魔に打ち勝つ為の秘薬として、修道士の間で広まったと伝わっています。
オマール伝説
13世紀のイエメン。イスラムの僧侶オマールが領主の誤解から町を追われオーザブ山へ逃れた際、
小鳥が赤い実を摘むのを見て、実を口にしたところ、飢えや疲労感が消え爽快な気分になりました。
その後、流行した病を赤い実の煮汁で治し、功績が認められ町に呼び戻されました。
土地の名前を取りモカの守護聖人と称えられるようになったといわれています。
最古のコーヒー
記録に残る最古のコーヒーは、古代ペルシャの医師ラ-デス(850~922)が書いた医学集成に登場。
現在のようにコーヒー豆ではなく、実の部分が薬として用いられていました。
薬から嗜好品へ
現在のように煎った豆を使うようになったのは、1450年頃のペルシャで長い柄のついたスプーンで生豆を焙煎し、
粉にして煎り豆の飲み物となったコーヒーは「カーファ」と呼ばれ、17世紀にはトルコからヨーロッパへ伝わり、
1645年のベネチアでは、ヨーロッパ初のコーヒーハウスが登場しました。
この頃には、薬ではなく嗜好品として飲用されるようになっていました。
更に、実際に味をみる官能検査(カップテスト)も重要なファクターとなります。
日本でのデビュー
日本にコーヒーが伝わったのは江戸時代末期。長崎の出島で、貿易に関係した人々に飲まれたのが始まりと言われてます。
明治の終わりから大正にかけて広く普及しました。